セクハラ/アルハラの境界線

 私の上司は宴会がある日は日付が変わっても飲み続けるほどのお酒好き。車で1時間ほどの所に住んでいるので宴会の日は職場の仮眠室に泊まることがよくある。

 

 私の仕事は夜勤がある仕事なので、夜勤中に酔っ払った上司に絡まれるのは日常茶飯事となっている。「⚪⚪(私)がキスしてくれたら寝る!!!!」とか言ったり「俺の事好き?」と職場のパソコン宛に送ってきたりする。

 酔っているからこそ成せる技であって、半分ネタの様になっている気もする。

 一番嫌なのは私が休みなのに夜中に電話をかけてくること。酔っぱらっていると分かっているから無視を続けたけど数時間おきにかかってくる事があり、しょうがなしに出たらどうでもいい話だったから時間を返せ!と思った。

 

こういうことが続いているけど、「まだ別に体を触られたわけじゃない」とか「キスを迫られた訳じゃない」とか、どこかでまだセクハラじゃないし大丈夫だと思っている自分がいる。

もうひとつ思うことはここで訴えて上司が何かしらの罰を受けたとする。そうすると今度は「こんな程度で訴えるなんて・・・・」と、私がみんなに腫れ物扱いをされるのでは、という心配がある。

 

本当に決定的な私にとっての境界線を越えるような何かが起きるまで、セクハラじゃないって思い続けなければいけないのだと思う。